千葉県流山市で、ご自宅で、お友達がいらした際にお茶を飲んだり、お庭が強風の影響を受けるので、農作業をした時に座って休める場所が欲しいとのご相談を受け、テラス(サニージュ)の設置工事を行いました。
サニージュは、6つの納まりから選ぶことができ、今回は、ご要望から土間納まりの600タイプを選択。
同じようなタイプには、床納まりもあります。
床納まりタイプは、室内の床との段差が少ない仕上がり。
土間仕上りタイプは、地面との段差が少ない仕上がりに。
サニージュは、躯体に直接設置するタイプのテラスですが、既存の窓枠と軒下の間にスペースがないことと、躯体に直接テラスをつけられないので、テラスの両サイドに100角の汎用形材を使って、持ち出し鳥居にし、前にテラスを出すような形で施工しました。
汎用形材の部分には、ポリカパネルを付け、シーリングで隙間を埋めました。
土間コンクリートの部分は、既存の犬走りがあったため、犬走りの雨勾配を考慮しながら、テラスの床になる部分に新しく土間コンクリートを打設し、左官仕上げに。
今回は、屋根部分の高さを上げるために、ランマ仕様を採用。
サニージュの屋根材は、ポリカーボネート一般タイプ、熱線吸収ポリカーボネート、熱線吸収アクアポリカーボネートの3種類。
一般タイプのポリカーボネートは、クリアブルーと、クリアマット、クリアブラウンの3色。
熱線吸収ポリカーボネートのカラーは、クリアマットS。
熱線吸収アクアポリカーボネートのカラーはクリアS。
今回は、屋根材は、ポリカーボネートのクリアマットを採用しました。

サニージュの開口部サッシの種類は、引戸、高窓、ドア、ＦＩＸ、ランマＦＩＸ、テラスサッシ、縦すべりだし窓、採風ドア、ガラスルーバー窓、ランマ引き違いの10種類から選べるので、テラスの使い勝手に合わせて取り入れたいですね。
今回は、引き違い窓を採用しました。テラスのサイズは、1.5間✕4尺を連棟で設置し、3間の横幅に。
広々としたテラスになりましたね。

テラスの奥行きは、持ち出し鳥居により、約2ｍ。
室外機は、テラスに干渉するため、移設しました。
テラスの屋根の形は、F型とR型の2種類あり、今回は、スッキリとしたデザインのF型を採用しました。
テラス本体のカラーは、建物の外観に合わせて、シャイングレーを採用。
お天気のいい日は、テラスでゆったりとした時間が過ごせそうですね。

◇今回使用した商品◇
テラス　LIXIL　サニージュ　土間納まり　600タイプ　関東間　F型　シャイングレー
連棟3間(1.5間✕4尺)　屋根材　ポリカーボネット　クリアマット
汎用形材　LIXIL　角材　100角
ポリカパネル

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