みなさんは、『雨水タンク』をご存知ですか。
雨水タンクとは、雨水を貯める容器のこと。
雨どいを通じて屋根に降った雨水をタンクに集める仕組みのことを言います。
今回は、メリットの多い『雨水タンク』についてのお話です。
お家に設置出来る『雨水タンク』には、
50リットルから500リットルくらいのものが多く、
素材は、ポリエチレン製、ステンレス製、木製、陶器製など。
デザインも筒型、角柱や樽型など、様々。
お家との調和や、耐久性、ニーズに合わせて選ぶことが出来ます。
おしゃれなデザインのものもあるので、お庭のアクセントにも良いかもしれませんね。
『雨水タンク』のメリットは、大きく分けて3つ。
1つ目は、なんと言っても節水対策。
タンクに貯めた水を使うことで、水道代の節約に。
ガーデンニングや、家庭菜園、掃除、洗車、夏には打ち水に使ったり。
カルキのない水なので、メダカの飼育に使っている人もいるそうです。
どのくらい節水になるかというと・・・
150Lのタンクのお水は、5Lのジョーロで約30回、
200Lのタンクだと約40回使えます。
さらに、節水に加えて、CO2の排出量も削減できるんです。
環境にもとっても優しいですね。
2つ目は、災害対策。
地震後に水や電気などのライフラインが止まってしまうことが考えられますが、
こういった場合に雨水タンク内の水が役立ったという体験談もあるそうです。
飲み水としては難しくても、トイレの水として利用したり。
災害時に、わずかでも使える水が確保されているのは心強いですね。
3つ目は、水害対策。
近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯の影響などで、短時間に大量の雨が降ることも増えてきています。
アスファルト舗装をされた道路の多い都市では、思わぬ水害を招くことも。
地域の保水力を高めるひとつの手段として、各家庭が雨水タンクを設置したら
わずかな力ではありますが、役立つかもしれませんね。
『雨水タンク』には、なんと助成金がもらえるものもあるんです。
お住まいの地域によって金額が違ったり、対象の商品も違いがあるので、
もし設置をお考えの時は、有効利用したいものです。
今回ご紹介した『雨水タンク』
いかがでしたか。
環境にも優しく、節水にも役立つ。
お庭のアイテムに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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