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大谷石の補強補修工事

〇大谷石の補強補修工事について

大谷石の壁が経年劣化により表面の部分がパラパラと剥がれてしまうため、補強と補修をしたいとのご相談を頂きました。

現地調査時の写真です。
大谷石の壁の表面の部分が風化し、剥離しています。

①補強用ラス網張りつけ
大谷石の表面部分に直接モルタルで補修すると剥がれる可能性があるため、表面にラス網を張ることでモルタルのくいつきをよくします。
ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網のこと。
モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応するため、亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっており、
よりモルタル厚を確保することによって、防火・耐震性能を大きく向上させることができます。

②中塗り
モルタルには、ティエスサンドを混ぜ下地へしっかりと接着させます。
ティエスサンドは、発泡ポリスチレンの細かい粉砕粒を骨材とした左官材料。
弾力性に優れており、仕上げやモルタル、コンクリート躯体の乾燥収縮によって生じる応力を分散し亀裂を抑制してくれます。
優れた保水性と混合された接着剤の働きにより下地への接着力が増強。
発泡ポリスチレンの細かい粉砕粒によって表面に自然な凹凸ができ、櫛目も不要です。
コテ伸びがスムーズで接着性がよく、修正も簡単、きれいに仕上がります。

③仕上げ
軽量モルタルを使って、左官仕上げにします。
今回は、左官仕上げで工事完了となりましたが、場合によっては、塗装することも可能です。

④完成

補修と補強で壁の表面が綺麗に仕上がりましたね。

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